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委員会活動

学会国際化委員会

学会国際化委員会  Internationalization Committee

国際学会・学会事前情報

【掲載件数:2件 更新日:2014/08/28】
The 3rd Asia-Pacific Joint Conference on Problem-based Learning (APJC-PBL) 2014
場 所 Phuket Graceland Resort and Spa, Phuket, Thailand
日 時 2014年12月4日~7日
ホームページ http://2014jointpbl.org/
抄録締切 15 September 2014
Early Bird Registration 15 October 2014
Regular Registration 30 November 2014
AMEE 2014
場 所 ミラノ
日 時 2014年8月30日〜9月3日
ホームページ http://www.amee.org/conferences/amee-2014
12th Asai Pacific Medical Education Conference (APMEC)
場 所 シンガポール
日 時 2015年2月4日〜8日
ホームページ 未掲

過去の掲載情報

参加報告

【掲載件数:7件 更新日:2008/11/17】
AMEE 2008 (Association for Medical Education in Europe) 2008.8.30-9.3

Dundeeに本拠地を置くヨーロッパ医学教育学会の年次集会。アジアや北米を中心に、ヨーロッパ以外からも参加者が非常に多く、国際学会の色が濃い。今年は、チェコ共和国のプラハでの開催で、日本からも30名近い参加者が集まっていた。医学教育の初学者であっても温かく招き入れる姿勢は一貫しており、リピーター参加者が多いのもこの学会の特徴であろう。個人的には、医学教育研究を推進するというテーマのシンポジウムで、先進的なグループがいかに地道に活動を継続してきたかを再認識できたのが非常によかった。来年はスペインのマラガで8.29-9.2開催予定。(大西弘高)

Frontiers in Medical Education HKU 2007 2007.12.12

香港大学医学部の120周年記念の行事の一環として“Flontiers in Medical Education”が、香港大学のCheung Kung Hai Conference Centerにて開催された。世界各国の医学部におけるカリキュラムリフォームの潮流をテーマであった。各大学の課題を共有・議論することができ大変有意義なシンポジウムであった。アジアからはHong Kong大学はもちろんPeking大学、Singapore大学、北米からHarvard大学、McMaster大学、欧州からDundee大学、Maastricht大学、豪州からWollongong大学の代表者が集い、それぞれの現状報告がなされた。まず、カリキュラムとは、社会情勢・医療へのニーズを色濃く反映すべきものであるというのが大前提であることが共有された。その上で、いかなるカリキュラムを組み、どのような長期的展望をもって評価していくかが重要であることも強調された。一方で、そのプロセスがいかに難しいことであるかも活発に議論された。なお、どの大学でもPBLが盛んに取り入れられており、その動向が共有されたが、Maastricht大学のcees van der Vleuten教授が、“どんなカリキュラムでも、学生は常にflexibleであり、対応できる。問題はいつだってTutorなのだ”と強調されていたのは興味深かった。多くの医学教育研究を根拠にPBLの重要性を論じる姿勢は、参考になるものであった。(西城卓也)

The 2nd International Conference on Medical Professionalism and Humanities 2007.12.9

台湾の高雄医学大学Kaohsiung Medical Universityの主催で開かれた講演会であり、台湾各地より医学、看護をはじめとする医療専門職教育に携っている人の参加が見られた。今回のテーマはReflection and Critical Thinking in Medical Professionalism and Humanities Educationであり、アメリカ、カナダ、マレーシア、日本(大西、田川)を含む8名の演者により新しい教育やカリキュラムの試みが紹介され活発な質疑が行われた。台湾はアメリカとの関係も深く英語が堪能なだけではなく国際的視野でこの地域の医学教育を発展させていることが実績として感じられた。(田川まさみ)

2007 AAMC Annual Meeting (Association of American Medical Colleges) 2007.11.2-29

アメリカの「全国医学部長会議」「全国医学部教育関連各種委員会会合」「医学教育学会」「医師資格試験実施機関からの報告会」「研修医会」が同時に開催される大規模な年次集会といえば、性格を最もよく理解することができる。今回はWashington DCでの開催であった。学会に相当するResearch in Medical Education RIMEのセッションは11月4日より7日までの3日半にわたり、シンポジウム、paper presentations、ポスターに分かれていたが、いずれも発表と議論の質の高さと参加者の熱心さには目を見張るものがあった。テーマはexamining professional behavior, facilitating student learning, educational realities of increasing class size, physical examination skills, self assessment, predicting clinical skills performance, teaching and learning, clinical clerkship, faculty development, assessment and evaluation, graduate medical education, clinical killsと広範でありホットな内容であった。RIME以外にも学務関連の小グループ討議やコンセンサスカンファレンスでは卒前卒後生涯教育の連携、ポートフォリオの最新の動きやスカラーシップが討議された。USMLEの最新情報説明では、今後予定されているstep1の中止と基礎医学を含むstep2の試験導入の説明があり、National Board of Medical Examinerが医学部と情報交換しつつ常に最善の試験提供を目指している姿勢が伺われた。Miniworkshopも同時開催されておりFDの機会ともなっていた。北米で医学教育に携る人たちの業務を推進し、最新の知見を共有し、情報発信をする重要な機会であり、北米の医学教育の水準がこのような組織によって高く維持されていることが理解できた。(田川まさみ)

AMEE 2007 (Association for Medical Education in Europe) 2007.8.25-29
Dundeeに本拠地を置くヨーロッパを中心とした国際的医学教育学会の年次集会。今年はノルウェーのトロンハイムという歴史ある町での開催であった。基礎医学から臨床教育まで、教育におけるテクノロジー、シミュレーション教育、OSCEを含む評価、プロフェッショナリズム、教育研究など幅広い領域を網羅する発表があった。より多くの参加者を世界各地から受入れるという主旨のせいか、発表内容に対する学術的評価は様々であったと思われる。学生が主体的に医学教育のあり方に意見を言う姿勢を尊重していることも伺われた。期間中毎日雨が降る寒い日々であったが、全世界から北欧の小さな町に集まった人々が熱心に議論する学会であった。(田川まさみ)
4th APMEC (Asia-Pacific Medical Education Conference)
National University of Singaporeが年1回開催しているカンファレンス。欧米,アジア各国から著名な医学教育関係者を多数招待していることで定評がある。今回は,日本からも15名が登録していたが,アジアで欧米の一流の医学教育者たちとディスカッションできる貴重な場であると言えるだろう。今回のテーマはアウトカム基盤型教育であり,世界中でこのテーマに対して様々な取り組みが行われていることが理解できた。また,アウトカム基盤型カリキュラムの限界や,今後の方向性も見え隠れしていた。(大西弘高)
International Conference on Medical Education 2007.1.27-28
インドのシリコンバレーと言われるBangaloreにあるM.S. Ramaiah Medical Collegeが主催した南アジアを中心とした医学教育に関するカンファレンス。第1回目。前日にはConsultation Workshop on Medical Educationというclosedの会議も開催された。インド各地、スリランカ、ネパール、マレーシア、サウジアラビアから参加者があり、PBLやcommunity medicineでの教育、simulation教育等、新たな試みを中心に活発な議論が行われた。これらの地域ではイリノイ、ダンディ、マーストリヒト、オーストラリアで医学教育を学んだ人々が指導的立場となって、既に多くの取組みが行われ、新たなネットワーク作りが試みられていた。コンピュータでインドは成功したのだから、医学でもできるはずという言葉が非常に印象的であった。(田川まさみ)

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