facebook facebook

学会概要

理事長挨拶

日本医学教育学会 第19期理事長 鈴木康之
日本医学教育学会 理事長
鈴木康之

 日本医学教育学会は、医学教育に関する研究の充実・発展ならびにその成果の普及を目的として、全国医学部長病院長会議の賛同のもと、牛場大蔵氏を初代会長として1969年(昭和44年)に創立されました。以来、我が国の医学教育の発展のために活動を続け、1997年(平成9年)に日本医学会の第90分科会として加盟が認められ、2010年(平成22年)から一般社団法人となりました。2016年7月から第19期体制がスタートし、私は伴 信太郎前理事長の後任として理事長を拝命いたしました。

 本学会は会員総数2600名余を擁する分野横断的な組織であり、代議員150名、理事等の役員27名とともに学会活動を推進しています。毎年夏に開催される学術大会、機関誌「医学教育」の発行、様々な委員会活動を通じて教育実践・研究成果を発信し、ワークショップ・セミナー・出版等を通じて教育の改善・普及に努めています。また、医学教育関連団体・行政機関・医育機関・医療機関に対して種々の提言を行っています。国際的には、世界医学教育連盟World Federation for Medical Education (WFME)、Association for Medical Education in the Western Pacific Region (AMEWPR)をはじめ、世界各国の医学教育関連団体との交流を推進しています。

 医学・医療をとりまく環境は急激に変化しつつあり、少子・超高齢化、社会構造・疾病構造の変化、医療技術・情報通信技術の進歩、そしてグローバル化進展の中で、医師・医療人に求められる能力は大きく変化しつつあります。我が国の医師・医療人は優れた能力と資質を有していますが、新たな諸問題を解決し更なる改善を図るために、また国際的にも貢献できる医師・医療人を育成するために、医学教育も常に進歩していくことが求められます。そうした教育を創造するために、教育に関する研究的取組を推進し、教育改善に取り組む各分野の指導者・諸団体との連携を強め、ひいては優れた未来の医師・医療人を養成し、国民・世界市民に貢献することが本学会のミッションです。

 これまで本学会は「全ての組織の発展は人創りから」を基本理念として、機関誌の充実、学会の国際化、情報基盤システムの充実、医学教育専門家資格制度の創設、日本医学教育評価機構の設立支援など、様々な成果を挙げてきました。今年からスタートした第19期では、これまでの取組を更に発展させるとともに、「全ての医師・医療人が教育的姿勢を持つ」ことも目指したいと思います。医療を担う全ての専門職能集団の能力を維持向上させるためには、医師・医療人は自ら生涯学習を行うだけでなく、後進を育成する意識を常に持つ必要があります。そうした医学教育の原点を大切にして、学会活動の幅を広げ、深めていきたいと考えています。他の分野と同様に、医学教育においても新たな取組を推進するためには若い力が不可欠です。未来の医学教育を担う若きリーダーが羽ばたいていけるように支援し、国内外の医学・医療の更なる発展に貢献できるように努力してまいりたいと思います。

 皆さまの温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。

平成28年7月28日
日本医学教育学会 第19期理事長 鈴木康之
(岐阜大学医学教育開発研究センター)

J-STAGE

J-STAGE

認定医学教育専門家資格制度

一般社団法人 日本医学教育評価機構(JACME)

第30回 日本医学会総会 2019 中部

▲ TOP