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委員会活動

研究推進委員会

研究推進委員会  Education Research Committee

医学教育研究の基本を学ぶワークショップ(報告書)
要旨

【目的】医学教育の研究に関する基本的な疑問について情報を提供し、この企画に参加された方の研究活動を支援することを目的とします。

【対象】第58回日本医学教育学会学術大会参加者で、医学教育の領域で活動を始めたばかりの方や、医学教育に関する研究を今まで行ったことがない方を対象とした、初心者向けの企画です。研究初心者が抱く疑問や不安など、ファシリテーターとともにグループディスカッションを行い、ワークショップ参加者全体で討議し、問題解決へと繋げましょう。何の準備も要りません。気軽にご参加ください。

【関連情報】研究推進委員会では、今後このワークショップと学術大会期間中のメンタリングプログラム、リサーチクエスチョンのブラッシュアップを図るアドバンストワークショップとも関連付けた、一つの教育研究支援パッケージとして提供すべく準備を進めています。これも念頭に置きご参加、ご活用頂けますと幸いです。

【グループディスカッションのテーマ例】研究テーマの立案、質的研究、教育効果の評価、データサイエンス・AI関連教育研究など。

事前参加登録時に医学教育研究に関する疑問や不安をお伺いし、皆様のニーズに沿ったワークショップとしたいと思います。

開催日時
2026年8月1日(土)10:15~11:45
開催場所
富山国際会議場2F(203, 204)
座長
大久保由美子(帝京大学)
演者
藤倉輝道(日本医科大学), 林幹雄(関西医科大学), 菊川誠(九州大学), 宮地由佳(岐阜大学)
ファシリテーター
今福輪太郎(名古屋市立大学), 石川ひろの(帝京大学), 武冨貴久子(札幌市立大学), 片岡仁美(京都大学), 野村理(岐阜大学)

上記のWSに対し、Web上での事前参加者募集開始より約2週間で28名の応募があり、参加者希望者に対しては事前アンケートを実施した。ワークショップ当日の企画内容(スケジュール)は以下の通りである。WS当日は現地での参加者を含め計38名となった。なお、グループディスカッション(計9グループ)は、日本医学教育学会研究推進委員会より委員1名ずつがファシリテーターとなり、司会進行を行った。

ワークショップスケジュール

オリエンテーション:開会・企画趣旨説明(10分)

グループワーク:9グループ(30分)

  • 自己紹介とアイスブレイク所属、氏名
    • 最近の嬉しかったこと、楽しみにしていること
    • 医学教育に関する経験、研究への抱負
    • 発表者の決定
  • 医学教育研究を始めるにあたり、疑問に思うことを複数挙げる
  • 出てきた疑問について、グループ毎に自由に議論する

全体討議:各グループでの議論の共有、質疑応答(3分×9グループ)

講義:(25分)

  1. 学会誌「医学教育」の紹介、医学教育関係の学術雑誌や学術団体、研究費申請
  2. 倫理審査について
  3. (次年度の)メンタリングプログラムの紹介

全体総括:まとめ、アンケート記入、閉会(5分)

報告概略
ワークショップ参加者の3分の2が医師、3分の1が医師以外の職種であった。参加者の興味関心は多様であり、個々人の教育実践に関するものから生成AIの利用に関するものまで、多岐にわたる内容について活発な議論が行われた。ワークショップ参加者に対しては、事後アンケート調査を実施した。調査に回答した(38名)の大半が周囲の人に本ワークショップを勧めたいと回答して下さり、医学教育研究を実践しようとするモチベーションになったというコメントも認められたことから、限られた時間ではあったものの、本ワークショップの開催は有用であったと実感した。一方で、前回の開催時に認められたコメントと同様に当日のディスカッションの時間が不十分であったという意見が散見され、今後のワークショップでは、より個別性の高い時間の確保を行う必要があると実感した。今後の開催計画については、日本医学教育学会研究推進委員会内で継続的に協議を行う。

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