委員会活動
研究推進委員会
研究推進委員会 Education Research Committee
メンタリングプログラム(報告書)
2026年8月17日付
2026メンタリングプログラム 実施後アンケート結果報告
2026年度メンタリングプログラムの実施後アンケートには、メンターとメンティの計24名から回答が寄せられた。回答者の91.7%が本プログラムを「勧めたい」または「とても勧めたい」と回答した。自由記述では、研究やキャリアに関する相談、新たな交流、メンター自身の学びについての意見が寄せられた。以下に、主な結果と今後の検討事項を報告する。
1. プログラム参加状況とアンケート回答者
参加者はメンター19名、メンティ13名で、マッチングは13組であった。このうち、相談内容に応じてメンター2名で対応する組が2組あった。
アンケート回答者はメンター13名(回答率68%)、メンティ11名(回答率85%)の計24名であった。
2. 運営・事前準備に関する評価
「事前登録や準備等のわかりにくさ」に関する質問には、回答者24名全員(100%)が「いいえ」と回答した。
3. プログラムの推奨について
「とても勧めたい」「勧めたい」の回答は計22名(91.7%)であった。一方、「どちらでもない」「全く勧めたくない」の回答も、それぞれ1名あった。
| 人数 | 割合 | |
|---|---|---|
| とても勧めたい | 15 | 62.5% |
| 勧めたい | 7 | 29.2% |
| どちらでもない | 1 | 4.2% |
| 全く勧めたくない | 1 | 4.2% |
4. 自由記述における肯定的な意見(主な意見)
1)研究に関する具体的な助言
メンティからは、研究デザインの相談ができた、研究の方向性が明確になった、研究計画を発展させるアイデアを得られた、質的研究の分析方法について議論できた、といった意見が寄せられた。
2) キャリア形成に関する相談機会
将来への不安が解消された、人生経験を含めた助言により視野が広がった、進路やキャリアについて相談できた、との意見があった。
3) 新たなネットワークの形成
普段接点のない分野の人と交流できた、継続的な連絡につながった、新たな共同研究の発展につながった、といった意見が寄せられた。
4) メンター自身の学び
メンターからは、自身の省察につながった、新しい分野を学ぶ機会になった、メンティの熱意から刺激を受けた、との意見があった。
5. 改善要望と今後の検討事項
自由記述では、継続的な相談機会や参加枠の拡大、事前情報と会場案内の充実などを求める意見が寄せられた。これらを踏まえ、次の事項を今後の検討課題として整理した。
1)継続的な相談に関する案内
「1回限りで終わるのは残念」「継続的な支援制度があるとよい」といった意見があった。本プログラムは面談機会の提供を目的とし、その後の交流や相談は原則として双方の判断に委ねている。この位置づけを事前に明示し、継続的な相談について参加者が理解できる案内を検討する。
2)マッチングに関する情報の充実
メンティの希望内容やマッチング理由を事前に知りたい、メンターの専門分野や研究領域を分かりやすく提示してほしい、との要望があった。登録時の専門領域の記載項目と、通知時に伝える専門分野・研究テーマ、マッチング理由、想定される相談内容の充実を検討する。
3)募集枠・受入人数の拡大
定員超過により参加できなかったことや、メンター数に比べてマッチング数が少ないことへの指摘があった。募集期間中の早期の定員到達に関する要望も踏まえ、メンターの受入体制に応じた募集人数と募集方法を検討する。
4)大会会場における面談場所の案内
面談スペースが分かりにくかったとの意見があった。大会事務局と相談の上で、面談場所マップの事前配布、学会アプリやウェブサイトでの案内、専用スペースの設置、会場内掲示や受付での案内の充実を検討する。
5)プログラムに関連する活動と成果の共有
メンターから過去のメンティの活動や成果を知りたいとの意見があった。論文投稿、学会発表、昇進、進学、共同研究などにつながった事例の紹介と、フォローアップ調査による把握を検討する。
6)国際化への対応
学会ホームページの英語版にプログラム情報が掲載されていないとの指摘があった。英語版への掲載を検討する。
6. まとめ
今回の回答から、研究やキャリアに関する相談に加え、参加者間の交流やメンター自身の学びにつながった経験が報告された。今後は、参加機会の拡大と情報提供の充実を主な課題とし、特に募集枠と募集方法の見直しを優先的な検討事項として整理した。
アンケートにご協力いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。






