2012 医学教育研究メンタリングプログラム
メンター・メンティー募集のお知らせ

 日本医学教育学会教育研究開発委員会では、学会員の医学教育研究活動の促進並びに日本における医学教育研究の発展のために、下記に示す「医学教育研究メンタリングプログラム」を2012年7月の第44回日本医学教育学会大会にて企画しております。

 本プログラムの主な目的は、医学教育研究に関心のある日本医学教育学会会員(メンティー)が、医学教育研究に精通した他施設の学会員(メンター)と一対一で研究テーマや研究方法などについて個人的に直接相談する機会を提供することです。研究に関連することに加え、勉強法や今後のキャリアパスについての相談も、本プログラムの目的の1つとなっていますので、医学教育研究の初学者の方にも参加していただきやすくなっています。

 本プログラムでは、事務局が応募者間のマッチングを行い、面談のきっかけ作りのお手伝いをさせていただきます。具体的な相談内容や、大会での面談終了後のやりとりについては、基本的にメンター・メンティー両者間にて決定していただく形になりますことをあらかじめご了承ください。

本プログラムの実際の流れ
  1. 大会前に、プログラムの参加者(メンターおよびメンティー)を、ホームページを通じて募集する。
  2. プログラム事務局で、個人の研究内容や経歴を踏まえてマッチングを行い、参加者に連絡する。
  3. 大会当日までに、マッチしたメンティーとメンターは、参加者同士で大会スケジュールを踏まえて面談の日時を相談し、決定しておく。(なお、限られた時間であるため、相談内容も事前にメール等で調整しておくことが望ましい)
  4. 大会当日は、受付時に本プログラム参加者であることを示すシールを名札に貼っていただく。
  5. 大会会場に本プログラムで使用する面談場所を明記し、参加者同士であらかじめ設定された時間に面談を行う。参加者同士の都合によっては、大会会場外での面談も可能とする。
  6. 大会終了後のやりとりについては、本プログラムからの強制的なものはなく、参加者同士に一任する。
2010年度から開始した本プログラムには、これまでの2年間で合わせて14組のメンター、メンティーが参加されました。

参加者の声から:

《メンティーより》
□ 今まで、この分野に関してアドバイスを受けることが全くなかったので、このようなプログラムを機会にさらに学習しようと思いました
□ 助言を頂いたことによって、漠然としていた研究テーマを深く掘り下げることができました
《メンターより》
□ 様々な分野のメンティー希望者との出会いがあり、互いにとって学びになると感じています
□ 人材育成の重要性と責任を一層感じるようになりました

大会開催期間中のお忙しい中ではありますが、ぜひメンターやメンティーとして、本プログラムへの積極的なご参加をお待ちしております。

参加資格 日本医学教育学会会員であること(学会当日の入会も可能です)
経験年数、職位等は、特に制限ありません
費 用 無料
申し込み方法 以下のサイトより、必要事項を記入し、申し込みをお願い致します。
メンター:http://www.efeel.to/survey/mentorregistration2012/
メンティー:http://www.efeel.to/survey/menteeregistration2012/
申し込み〆切 2012年6月30日(土) まで

6月17日現在のメンター登録者のお名前とご所属(敬称略、順不同)
※メンターをメンティーが指名することはできません

小泉俊三  東光会七条診療所(京都)、佐賀大学名誉教授
大滝純司  北海道大学医学研究科医学教育推進センター
宮田靖志  北海道大学病院・卒後臨床研修センター
大西弘高  東京大学医学教育国際協力研究センター
鈴木康之  岐阜大学医学教育開発研究センター
錦織 宏  京都大学大学院医学研究科医学教育推進センター
菊川 誠  九州大学大学院医学研究院医学教育学部門
向原 圭  国立病院機構長崎医療センター総合診療科
岡田唯男  鉄蕉会亀田ファミリークリニック館山
西城卓也  岐阜大学医学教育開発研究センター

問い合わせ先

医学教育学会 教育研究開発委員会
医学教育研究メンタリングプログラム事務局
jsme.mmpg@gmail.com